九月五日(土)
〝男性の「幸せ」の秘訣は、男性だから女性を、大事にすること。“
と、先生は言われる。
そして〝お互いに「安心感」が大事。「安心感」がどうやって上がるか。”〝流れなければ「安心感」は出ない。“〝流れる訓練が必要。“
〝「横」が完成されていないから、デリケートで、自分をひっぱり、相手につっ込んでしまっている。エネルギーがつまってしまっていて、自分を壊してしまい、不安を持つことになる。“
「縦」(「自分」)が流れる「横」の「動き」で、「横」を完成させる。それによって人や物事に正しく対応して行ける。そういうことになるのだろう。
と言っても、これは単なる理屈で、その「動き」を示せる「先生」に習っての「流れる」訓練が必要なのだと思う。
そうして〝「しん」が通っているかどうか。“だ。
〝「動き」が「しん」が通っていなくて硬くなっていると事実として「関係自体」が無い。“
この日は、サントリーホール ブルーローズにて、西尾恵子ヴァイオリン・リサイタルが行なわれた。ピアノは尾高遵子さん。
記録係として、竹内則子、竹内昭広とともに10:45からスタートしたリハーサルの場にもいたのだが、寛いでいながら厳粛なリハーサルであった。
先生の御指導を受け、生まれ変わったように堂々たる、それこそ「しん」の通った、西尾恵子さんのヴァイオリン演奏と、腰が据わっているというか、肚が据わっている、ブレの無い姿勢で、ベーゼンドルファー290インペリアルを、きよらかに力強く響き渡らせ、しかもヴァイオリン演奏を充分に生かしていらした尾高遵子さん。
公演への仕上げに余念無しで「これは凄いことになっているぞ!」と、本番を待つばかり。
本番は期待した通り、モーツァルト、ディーリアス、ベートーヴェン、エルガーのヴァイオリンソナタ、そしてアンコールでの「愛の挨拶」まで、「音楽」というもののありがたさが身にしみるものであった。そして、それを感じての、観客の皆さんの拍手、であった。
前回、熱海の「起雲閣」での演奏を聴かれた方達にとっては、特に、人はいくつになっても「進化」出来ることを、実感出来た、心打つ機会となったのではないかと思う。
