焦鉄軍先生のこと

流れ

東京国立博物館にて「空海と真言の名宝」展を観に行った。午後六時半頃に入ったのだが、多くの人が来ていた。

快慶の「執金剛神五像」「深沙大将立像」「不動明王坐像」「金剛薩捶坐像」、そして朝護孫子寺の「信貴山縁起絵巻 延喜加持巻」を見れたことは収穫であった。醍醐寺所蔵の両界曼荼羅を観ていて、運慶の佛像は胎蔵界曼荼羅で、快慶の佛像は金剛界曼荼羅だなとふと思い、佛教学の恩師である津田眞一先生から書いていただいた「常楽我浄」を思い出した。先生は、私の結婚式に出席してくださり、焦鉄軍先生を観て「良い先生に出会いましたね。」と伝えてくれた。何かとても嬉しかった。

運慶が、そして快慶が示してくれているものでの「流れ」。それを先生は、生身で伝えてくれている。