焦鉄軍先生のこと

九月四日(金)

九月一日(火)には、先生は九時半から岡山芳子さんのヴァイオリンレッスン。

〝音楽を演る人は「降りている感覺」。“と、先生はおっしゃり、先生が助言され、岡山芳子さんが具体的に演られる。明白に音楽が生きて来る。彼女が輝いて来る。すばらしいレッスンであった。

「音楽が壊れないように」と、尾高遵子さんと同じことを彼女も言われた。

〝何よりも大切なもののために。“と、ラドミル・エリシュカさんと最初に会われた時に先生が言われた言葉を思った。

八月三十一日(月)に、西尾恵子さんのヴァイオリンレッスンをされていた時、その2時間余りの間、座っていらっしゃった先生の姿を見ていて、その臍下(へそした)あたりのエネルギー感に驚いた。そのことを先生に告げると〝常に絶対に、どういう状態でも「陽氣」が足りない時が無い。「なかみ」(エネルギー)の問題です。“〝明日に向かっての勢いが有るかどうか。自分の身体がきちんと調う「感覺」をつかめているかどうか。何が有っても身体を、自分を頼っている人を不安にさせない。絶好調の、明日に向かう勢いが有るかどうかです。そこへの「解放」です。“と、応えて下さった。